【project OCTOPATH TRAVELER体験版】プレイ感想記
こんにちは。
先日、スクエア・エニックス製作の完全新作RPG「project OCTOPATH TRAVELER」の体験版が配信されました。
ニンダイで興味を持ってプレイしたところ結構楽しく遊べたので、ざっくり紹介しつつ感想めいたものを書ければなぁと思います。
1、ゲーム概要
このゲームには8人の主要キャラクターが存在します。
生まれた場所も旅の目的も全く異なるそれぞれの人物。
プレイヤーはゲーム開始時に8人の中から一人を選び、そのキャラクターの物語を楽しんでいきます。
8人それぞれで全く異なるエンディングを迎えるのか、最終的にはみんな同じ結末に辿り着くのか……ゲームの大まかな流れはまだわかりませんが、遊ぶ人によって違った物語を追えるのはそれだけでワクワク感がありますよね。体験版を遊んだ限りではキャラクター同士の絡みもあるみたいですが。
今回の配信では剣士の「オルベリク」と踊り子の「プリムロゼ」のどちらかを選んで遊ぶことができます。
そしてもう一つ取り上げたい特徴が、このゲーム固有のグラフィック。
独特の世界観を描くそれは「HD‐2D」という言葉で称され、温かみのある世界観を届けてくれます。ドット絵と3Dモーションがマッチしたグラフィックは新鮮味があり、私たちを容易くゲームの世界に引き込んでしまいます。
2、フィールドコマンド
8人のキャラから一人を選ぶと先述しましたが、それぞれのキャラにはフィールド上で使える固有のコマンドがあります。これらを使用して、キャラクター独自の人々との関わり方を作っていくわけですね。
例えば、剣士の「オルベリク」は村人に対して「試合」コマンドを選ぶことができます。なんと、フィールド上のほとんどの人々と戦うことが可能。従来のRPGからするとなかなか常識外れなコマンドですよねw
道を塞いでいる人がいても……
「試合」コマンドで勝利すれば、通ることができたり。
マップを隅々まで探索する際には欠かせないコマンドになりそうですね。
一方、踊り子「プリムロゼ」のフィールドコマンドは「誘惑」。
街の人々に使うことで、その人を自由に連れまわすことができます。
誘惑された人は後ろからついて来ます。特定の場所に連れて来させることも可能。
しかも、その人を戦闘に参加させることもできちゃうのです!
打たれ弱いプリムロゼにとって、旅の大きな助けになるでしょうね。
こんな感じでキャラクターごとの固有コマンドを使いつつ、物語を進めていきます。
登場人物がそれぞれの個性を活かして人々と関わっていくシステムは、実にリアルな「ロールプレイ」を体験させてくれるのです。
3、バトルシステム
「OCTOPATH」のバトルはターン制で行われます。
コマンドを選んで攻撃や回復をさせる流れは、他のRPGでも使われる親しみやすい形式です。
本作ではこれに加え、BP(ブーストポイント)と呼ばれるシステムが採用されています。ターン終了時に溜まるBPを使うことで、連続攻撃ができたり、技の威力が上がるのです。
上の「たたかう」の横に「×2」と出ていますよね。2回攻撃できるという意味です。
BPを使うごとにこの数字も増えていきます。
このBPをいつ、どれだけ使うか。
他のゲームにはない駆け引きを楽しめます。
また、登場する敵はそれぞれ弱点を持っています。弱点の武器で攻撃することで盾マークの数字が減り、0にするとガードが解けて行動不能になるのです。相手の弱点を見極めてコマンドを選ぶことが重要なわけですね。
従来のRPGの要素を取り入れつつ、新鮮さも味わえるシステムだと思いますよ。
4、遊んでみた感想とか
簡潔に言うとすごく遊びやすかったです。
完全新作のゲームなんですけど、全体的に馴染みやすいというか。これまでのRPGの良いところをちゃんと残しながらオリジナリティをつけてるのかなぁと思いました。始めてから夢中になってやってましたしね。
ストーリーも面白そうな感じでした。今回は二人分しか遊べませんでしたが、それぞれが何かしらの過去を背負っていて、どう向き合っていくんだろう……とワクワクさせるものがありましたね。他のキャラクターのお話も楽しみです。
あとBGMが良かったです。特に戦闘曲。通常戦・ボス戦どっちも好き。プレイしてからしばらく耳から離れませんでしたね。
個人的には楽しく遊べました。正統派なRPGって感じなので、そういうゲームが好きな人は要チェックじゃないでしょうか。私も今後の情報を楽しみにしたいと思います。
まだ遊んでない、という方はお暇な時にプレイしてみて下さい。
それでは失礼します。