マリルリは相棒。

嫁じゃないです

【ポケモンSM】マリルリと頑張るマンマンウルガ(S2~S3、真皇杯九州予選使用構築)

こんにちは。さとるです。

今回はシーズン2から使い続けて、先日行われた真皇杯九州予選でも使用した構築の紹介をしたいと思います。

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メガボーマンダを使いたい」というぼんやりした考えから構築を組み始めました。積み技を使った前のめりな戦法を取り入れながらも、サイクルもある程度できるようなPTに仕上げたつもりです。メガボーマンダが両方の戦い方に適応できるスペックを持っているので、その点を活かしやすかったのは良かったのかな、と思っています。

 

<個別紹介>

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マリルリ@ラムのみ

特性:ちからもち いじっぱりHA

たきのぼり/アクアジェット/じゃれつく/ほろびのうた

 

私がいつも左上に置いているポケモン

個人的にあくびループの一貫はどうにかして切りたいので、それを叶えつつカバルドンに打点が持てるラムマリルリを採用。加えて補助技をほろびのうたにすることで、バトン展開などに強くし、特定の構築に対するメタ枠として運用していました。

カバルドン入りやバトン展開、オニゴーリなどが入っているパーティに対して選出。その他にもウルガやバシャを止める役割もあったため、仕事は多かったです。ラムやほろびを使わなくとも、後述するポケモンと共にサイクルを回しやすい枠であったため、汎用性が高く使いやすかったです。早いポケモンに対してもアクジェ圏内まで削ればマリルリで縛る事ができるため、先制技の強さを改めて実感させてくれたポケモンでした。

なお、真皇杯ではフワライドやオニゴーリに多く遭遇したので滅びが良く刺さりました。この子がいなければ予選を抜けることはできなかったでしょう。本当に頼りになります。

 

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ポリゴン2@しんかのきせき

特性:アナライズ れいせいHC

トライアタック/10まんボルト/シャドーボール/めざめるパワー(炎)

 

クッション性能と削り性能を両立したポケモン。6世代の頃は馬鹿の一つ覚えのようにHBポリ2を使っていましたが、今回初めてHCベースを採用。結論から言うと、使い勝手は最高でした。後出ししやすい耐久を持ちながらも相手に負担をかけられるのは非常に心地良かったです。マンダ軸が重くなりがちなゲッコウガに後投げしやすい点も相まって、選出率は高かったように思います。ゲンガーに対して強く出れるのも優秀ですね。

テッカグヤナットレイ辺りも意識したい……と考えるうちに、気付けばフルアタで運用していました。自己再生が欲しい場面もありましたが、これはこれで使いやすかったのでよしとします。実際、前述のポケモンを後投げされることも多かったため、それらが絡むサイクルを一匹で崩すことも少なくなかったですし、初手で投げてトラアタ連打でお相手の手持ちを半壊させたりもしたため、想像以上の強さを見せてくれたポケモンでした。

ちなみに、特性がアナライズなのは火力が安定した方が良かったりするかな~という何となくな理由。ダウンロードとの比較は行っていません。性格が冷静なのはガルドの下からシャドボを打てればいいかな~と思った所以ですが、最遅を粘ってなかったため変な同速勝負で一方的にこちらがやられる事態も。詰めの甘さが滲み出ていますね。

 

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ボーマンダ@ボーマンダナイト

特性:いかく⇒スカイスキン ようきHDS

すてみタックル/じしん/はねやすめ/りゅうのまい

 

本構築のメガ枠。言わずと知れたポテンシャルを持ち、選出段階で大きな圧力を与えるポケモンですね。

性格・技構成はいくつか試しました。意地っ張りにしたり慎重にしたり、3ウェポン搭載したりみがはね型にしたり……できることが多すぎてしっくりする型を見つけるのが難しいです。上記の構成はポケ徹で見つけたものをなんとなくパクって使いました()。結局何が正解なのか、結論は出ていません。

自分の運用方法としては、積極的に全抜きを目指す積みアタッカーというよりも、あくまでサイクルパーツの一部であるという感じになっていました。マリルリポリゴン2、後述するギルガルドとの補完が取れていて回しやすかったですし、上から殴るシンプルな強さも味わえたので、その点は良かったかなと思います。

たま~に竜舞で切り返して全抜き、ということもありましたが、本当にたまにだったので、この子の力をしっかり引き出すことができなかったなぁという印象です。この子に関しては今後も使いながら、自分に合った型を見つけていきたいなぁと思う所存です。

 

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マンムー@きあいのタスキ

特性:あついしぼう ようきAS

じしん/こおりのつぶて/がんせきふうじ/ステルスロック

 

ボーマンダと相性のいい地面枠。先発に繰り出してステロを撒くことで、裏の積みエースのサポートをします。

リザードンと初手でかち合うとステロのダメージを活かせないので、そうなった場合でも困らないように岩石封じを採用。リザに打つ以外にも素早さダウンによって恩恵を得ることが多かったため、便利な技だったと思います。ストッパーとしての性能も高く、ウルガマンダを出さない場合でも安定した活躍を見せてくれました。

ただ、この枠は他のポケモンでもいいのではないか……? という疑問がシーズン3終盤によぎりました。ステロを撒ける地面枠として、マンムーに代わるポケモン。こちらもシーズン4の課題でしょうか。

 

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ウルガモス@イトケのみ(水半減実)

特性:ほのおのからだ おくびょうCS

だいもんじ/ギガドレイン/めざめるパワー(氷)/ちょうのまい

 

頼れる積みエースとしてめざましい活躍を見せてくれたポケモン。なぜ今まで使わなかったのか……そう思わせるくらい強かったです。

訳の分からないアイテムを持たせていますが、最大の理由はカプ・レヒレを起点にできるから。眼鏡であろうと水Zであろうと対面から蝶の舞を積み、突破する事が可能。一度展開できれば並の水火力でも止まらないのもポイントです。私のPTがレヒレを呼びやすいこともあって、こういうのも面白いかなぁと思い使ってみました。

半減実のメリットも感じることができましたが、それ以上に積みエースとしての制圧力が強烈な印象として残っています。さざめきを切った独特の技範囲が刺さることで3タテした試合も多かったですし、マンダよりよっぽどエースじみていたのではないでしょうか。欠点があるとすれば大文字の命中率。これに泣かされる試合もありましたね。持ち物に関してもS2はハマることがありましたが、最近は微妙だったかなぁと。アシレーヌが増えたこともあって、先制技でイトケの意味が無に帰されることも多かったです。何だかんだ、Z技の方が強いかもしれません。

 

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ギルガルド@ゴーストZ

特性:バトルスイッチ うっかりやHC

シャドーボール/かげうち/どくどく/キングシールド

 

マンダと相性が良く、サイクル・対面の両方で高い性能を持つポケモン。Zクリスタルが余っていたこともあり、今回はゴーストZで運用してみました。

ゴースト技は基本的に通りが良く、等倍で通してくれることも多いタイプだと思います。そのためサイクル戦においてゴーストZの火力が活きやすく、崩しの手段として非常に便利でした。元の技威力が微妙なのでミリ残しに終わったりもするのですが、そこは影打ちでカバー可能。先制技を搭載しやすいというのもゴーストZの強さの一つかもしれません。

PT全体でポリゴン2が重いと思ったので毒々を採用。ガルドで毒を盛り、マンダで粘る、もしくは圏内に入れるという立ち回りは中々強かったです。マンダがみがはねできる型の場合はこの辺がより活きやすくなるので、一考の余地がある部分ですね。

 

<選出パターン>

マンムーウルガモス、@1

ウルガモスが強力なエースになるので、通っているかどうかをまず考えます(いつもできてたとは言ってない)。通る場合はステロを撒いてガモスを通すプランへ。ガン攻めに行くときはマンダも選出したりしてましたが、ラス1は臨機応変に刺さっている子を出すようにしてました。

 

ボーマンダ、マリポリ2ガルドから@2

マンダを主軸にサイクルで頑張るパターン。テテフがいたらガルド、ゲッコウガにはポリ2、カバに対してはマリルリ……といった感じで、お相手のポケモンにきちんと対応できる選出を心がけます。

 

マリルリポリゴン2ギルガルド

場合によってはこんな選出をすることもあります。こちらからの展開力が弱く、低速選出なので追加効果に泣きやすいのもネック。その割にはよくやってた気もしますが……。たまにマンムーが割り込んでくるパターンもあります。

 

<実績>

・シーズン2最高・最終レート 1858

・シーズン3最高レート 179×

       最終レート 171×

・真皇杯九州予選 ベスト16

 

<総括>

対戦オフを含め、S2~S3の時期はこの構築を使いました。6世代では最高レート1700台、対戦オフは予選落ちがデフォ……という状態だった私が上記の実績を収めることができたため、全体的に多少の成長を感じることができたかな、と思います。

ボーマンダ入りのPTを使いたい」というコンセプトから始まったこの構築ですが、改良の余地はかなりあります。S4もこのコンセプトを崩さずにチャレンジしてみたいですね。レート的にはS3が腑抜けた結果に終わっているので、今季は頑張りたい……のですがリアルの事情もあってどこまでできるか心配です。辛いものですね。もっとポケモンに捧げる時間が欲しい。切実です。

最後になりましたが、レートやオフで対戦して下さった皆さん、ありがとうございました。まだまだ未熟な所が多いですが、少しずつ実力を伸ばしていきたいと思います。

それでは、失礼します。

 

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